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アルトラ ローンピーク7 サイズ感・比較・感想

登山

トレイルランニングシューズのアルトラ・ローンピークシリーズの7が2023年1月発売になりました。
以前から好きなモデルの為、半年間履いてみての感想をまとめます。
そして、以前履いていたローンピーク3.5との比較もまとめました。

アルトラ・ローンピーク7とは?

ローンピークはその厚すぎず薄すぎずの絶妙なバランスと、多くの人の足型にフィットすることからトレイルランニングを楽しまれる方は勿論、ハイカーにも絶大な支持をいただいてきました。

そのローンピークの特性は維持しつつ、耐久性やグリップ力、快適性を向上させています。

アッパー部分は、ほぼ縫い目のないシームレスなアッパーを採用する事で、軽量性と耐久性を実現しました。また、かかとからつま先までごわつきを感じない履き心地とともに常にソフトなあたりは長く行動した際にも快適さを損ないません。

アウトソール部分は、ALTRA独自のアウトソール MaxTracがアップグレードし更なる粘り気を提供しグリップ力を向上させています。アウトソールパターンも大きく変更し、接地からトゥーオフまでより自然な足の動きに追従するとともに、より地面を掴み推進力が形状に仕上がっています。

ヒール部分はボリュームを持たせる事で、よりかかとのフィット感を向上。また、ヒールの細かい動きは妨げる事なく着地時に安定性を出すために一部固い素材を配置しました。 

公式HP https://altrafootwear.jp/products/lone-peak-7-m-1

アルトラを代表するモデルがこの「ローンピーク」。
10年以上販売されている人気モデルです。
その7シリーズ目がこのローンピーク7です。
(途中3.5というモデルもありました)

カラーはRed/Orangeを購入しました

なんかこの朱色の感じがレトロで、エアジョーダンの初期のころを思わせる雰囲気が気に入りました。

ゼロドロップ

アルトラと言えばゼロドロップ。
ゼロドロップとは、つま先側とかかと側の高低差がゼロということです。


これを聞いて「なるほど」と思う方は、シューズについてかなり詳しい方ではないでしょうか?
そもそも運動靴の多くは、かかと側の方が高く出来ています。
これにより前傾姿勢となり、より前に行く推進力を生みだそうと各社考えています。

なぜアルトラは推進力を生みださない「ゼロドロップ」を開発したのでしょうか?

理由は素足に近い感覚で、故障をなるべく減らしたいということ。

ドロップ差があり前傾姿勢になるということは、無意識に体は後ろにのけ反りバランスを保とうとします。この際の無理な姿勢が原因として、関節等を傷めるといった故障のリスクが高くなってしまいます。

アルトラは素足の状態が一番のパフォーマンスが発揮できると考えているので、ゼロドロップを採用しています。

実際に履いてみると素足でいる感覚に近く、自然なことがわかります。
本当に履き心地がいいですよ!

特徴的なつま先側の幅広な「フットシェイプトゥボックス」

初見でこのスタイルの好き嫌いが分かれるかもしれません。
かなりつま先側が幅広い特徴的なスタイルとなっています。
例えるならBIRKENSTOCKの雰囲気に似ていると思います。

この形のお陰で、つま先側の圧迫感が非常に少なく、開放的です。
またいい意味で指が適度に動くため、地面を指先でグリップしている感覚に近くなります。

そして、指が広がるということで足裏の表面積が増し、着地の安定性が増すという恩恵を受けることが出来ます。

ALTRA独自のアウトソール MaxTrac

このローンピークシリーズは代々「Max Trac」を採用しています。
前回からソールパターンが変わっており、グリップ力が増しています。
前回モデルは履いていないので、比較は出来ませんが、ローンピーク3.5より「かなり滑らないな」という印象は受けました。

またこのソールは耐久性が高いと思いますので、今作も期待が持てます。

ローンピーク3.5との比較

左の黒のシューズがローピーク3.5。かなり履きこんで、アッパー部も破けています。
この3.5は特徴として、小さ目な作りとなっていました。
ローンピークはシリーズによってサイズが異なります。
出来る事でしたら試着をしてから購入がおすすめです。が、わたしのように田舎暮らしをしていると試着の機会が(店舗)がありません。
そんな方の参考になれるよう様々な靴と比較していきます。

まず、つま先側のトゥボックスですが、今作ローンピーク7の方が幅広く見えます。

インソールを重ねてみると、下の今作(7)の方がはみ出て見えているのがわかります。

サイズは3.5がUS11、今作7がUS10.5と7の方がサイズは小さいので、作りが大きめに作られていることがわかります。

ソールパターンは大分違いますね。
3.5のソールがまだ残っていることから、かなり耐久性は高いですね。
その分固めなソールとも言えます。
また、この足型の模様が無くなってしまったことは残念です。

サロモン CROSS HIKE 2 MID GORE-TEX とは?

テン泊等荷物が重い山行はこのサロモンを履きます。
滑らなく、ソールも固いので耐久性があり、なにより軽いです。
ミッドカットで413gしかなく、とても軽く重宝しています。


ただやはり、ローンピークの方が足が疲れなく、個人的には好きですね。

トゥボックスは見た目で、やはり違いがわかりますね。

インソールを重ねると、やはり下のローンピークの方が幅広なことがわかります。

参考までにサロモンのサイズはUS10.5(28.5)とローンピークと同じサイズです。

コンバース ジャックパーセルとは?

おひげに見えるマークがかわいいジャックパーセル。
オールスターよりつま先側が、細い事はご存知でしょうか?
そんな細いジャックパーセルとつま先が広いローンピークを比べてみました。

この通りかなり形が違います。
中指部が一番長いジャックパーセルに対し、ローンピークは親指が一番長いです。
サイズですが、わたしは幅広な足型の為、ワイズ(横幅)に合わせてジャックパーセルはサイズを選びました。
そしてジャックパーセル29.0に対して、ローンピーク7はUS10.5(28.5)なので、ワイズにあった靴を選ぶことでサイズが変わるといういい例です。

BIRKENSTOCKとは?

幅広の靴の代名詞「BIRKENSTOCK」
中でもフットプリンツのアントワープがが好きで履いていたので、比較してみました。

トゥボックスの形は激似ですよね。
履いている感じもそっくりです。

アントワープはサンダルの為、土踏まずこそありませんが、つま先側はそっくりですね。

使用感

街履きでは?


以前のローンピーク3.5の時からですが、疲れない。つま先側の圧迫が無いこと。
ゼロドロップの恩恵で素足で歩いている状態に近いこと。関係していると思います。
また見た目もオシャレで、靴の幅がある為存在感があり、コーディネートの幅が広がります。
BIRKENSTOCKの感覚ですね。

山では?

こちらも、3.5の時同様、滑りません。
たまに濡れた木の根は滑ることがありますが、十分なレベル。

また靴自体が軽く(314g)、靴の中で指が圧迫されていない為、指が靴内で動き、足の指を使って歩いている感覚があります。

今作からくるぶし部のホールド感が良くなりました。
このことで、歩いているときの砂や土が、靴の中に入りにくくなりました。

結論一度履くと、病みつきになりますよ。

他におすすめは?

ローンピーク以外にトレランシューズのおすすめを紹介するとするならば、以下をおすすめします。

スポルティバ ウルトララプター2ワイドモデル

因みに、濡れた木の根も滑らないためソールと言えば、スポルティバのソールは滑りません。

これは驚くほどに滑りませんね。食いつくという表現が本当に合う。
しかし、みるみる内にソールが減ります。

こんな方におすすめ

本気でレースを、やっている方には最高です!

本来、スポルティバは靴の作り状つま先が細くなっています。(欧米人型)
今回紹介しているモデルは、ワイドモデルとなっており比較的日本人向けですので、興味のある方は是非!

アルトラ オリンパス

荷物が少し重たい人向けにオリンパスもおすすめです。

こんな方におすすめ

小屋泊等で、テクニカルな岩場へは行かない方
ロングコースを歩かれる方

こちらソールが厚いため、クッション性が高く疲れにくいです。
またソールはビブラム社のビブラムソールを使用しており、滑りません。

ローンピークと共にアルトラを代表するシューズとなっています。

アルトラ ローンピーク オールウェザー

その名の通りローンピークの防水バージョン

オールウェザー2になり靴自体が柔らかくも、防水という素晴らしい出来となっています。

こんな方におすすめ

靴が濡れることが嫌
雨が降ったらゲイターを取り付ける方

トレランシューズは本来、濡れてもいいからその代わりに速乾性を重視することが多いです。
そんな中での防水仕様。とはいえやはり濡れないことは気持ちがいいです。

重量は374gと普通のローンピーク7(314g)に比べ60gも重くはなりますが、濡れない快適さをとるには気にならないのではないでしょうか?

ただし、この靴を選ぶ際は、靴の中を濡らさないようにゲイターを持ち歩くことです。
靴内が濡れてしまうと乾きませんから注意してください。

わたしが今まで履いていたローンピーク3.5もオールウェザーモデルでした。
天気の悪い日は山行をしませんでしたが、テーマパーク等で雨に降られてしまった際はこの靴が重宝しました。

ちなみにミッドモデルもあります。

まとめ

多くの日本人は甲高幅広と言われています。
そんな日本人の足にフィットする形のアルトラ。

トレラン・ハイクではもちろん最高な相棒として活躍してくれます。
また街履きではオシャレのアクセントとしながらも、性能がいいため、いくら歩いても疲れません。
こんな最高なシューズ、是非試してみてはいかがでしょうか?

「家の近くに試し履きを出来る店舗がない」といった方、ネットでの購入をおすすめします。
もしサイズが合わなくても、大手サイトですと交換が可能です。

こちら人気商品の為、在庫がある内の購入、またお早めの在庫確認をすることをおすすめします。
※わたしはローンピーク5を悩み抜いた末、購入しようとしたら在庫xで購入出来ませんでした。

以上皆さんの、アルトラローンピークの購入の参考になれたら幸いです。

ご閲覧頂きありがとうございました。

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