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【メンテナンス】カブのガソリンタンクを錆取り洗浄しよう

ガソリンタンクの錆取り洗浄 カスタムカブ【オフロード仕様】

20年前の不動車のカブを譲り受けてから、素人がカブのカスタムに夢中になりました。

しかし、素人が一目で全てのカスタムについてわかりやすいという記事が無かったためこのブログを作りました。

このブログを見れば素人の方でもカブのカスタムが出来るようになりますよ。

本記事はガソリンタンクの錆取り編です。

不動車であったためキャブレターはサビで真っ赤っ赤!

その原因はガソリンタンクの中がサビで真っ赤っ赤だったのです!

これを治さねばカブは動かない為、予算は無いし自分で治していこうと決断しました!

ガソリンタンクを車体から外す

まずは肝心のガソリンタンクを車体から外さないといけません。

その前にガソリンタンクの中のガソリンをシュコシュコですべて抜いておきましょう。

POINT

今回の作業はガソリンを扱います。

静電気でも引火し爆発をしますので、細心の注意を払い自己責任でお願い致します。

ではシートを外していきます。

ガソリンの給油はシートを後輪側から持ち上げて給油しますよね。

ハチワレ
ハチワレ

OTTOはこんな事も知らなかったよ

その状態で、その金属の留め具の車体側のボルト(8mm)を外していきます。

するとシートが外れます。

次にガソリンタンクが車体にボルト(8mm)2本で留まっていると思います。

こちらも外すとガソリンタンクを車体から外せる準備は万端です。

次にガソリンホースを外さなければ、ガソリンタンクは外れません。

まずは燃料コックをoffにします。

次に燃料コックをドライバーで外します。

ネジ山がなめてしまわないように気を付け、無理そうならCRCを吹いてから10秒ほど待ったら外しましょう。

本来ホースだけ外せばいいのですが、燃料コックからホースを外す際ガソリンが垂れます。

キャブ周辺を汚したくない方は、燃料コックを外し、受け皿を用意してその上でホースを外すと汚れは最小限になります。

燃料ホースを燃料コックから外す際、外す前に「このホースは上、このホースは下」といった具合にどのホースがどこに繋がれていたかをわかるようにしてから外してください。

※わたしはテープを貼りテープ上に「上、下」と明記しました。

ホースを外す際、ホースにはホースバンドという金属製のバンドが付いています。

指で挟んで外せればいいのですが、とても固いのでラジオペンチで挟むと楽に外せますよ。

燃料コックから燃料ホースが外せたら、そのまま燃料タンクを持ち上げて車体から外します。

燃料タンクを裏返し、燃料ホースを同じ容量で外します。

この際も、どっちのホースがどちらに付いていたかしるしをつけておくと、後で楽ですよ。

燃料タンクの錆取り、洗浄

作業の前に現状の錆具合を懐中電灯でよく確認しておいてください。

それでは洗浄をしていきたいと思います。

まず、燃料コックが繋がれていたパイプを止水テープでふさぎます。

この際、わたしは絶縁テープでふさぎましたが、水がもれて失敗しました。

ここで用意して欲しいのが、花咲かG

これはすごいですよ!

普通は酸性の液体で錆を溶かして落とし、タンクの内壁をCRCなどで保護するのが一般的ですがこれは何とこの一本で完結するのです。

工程が減るので楽ができ素人には最適です。

しかも、もし1回目で錆が落ちなくても繰り返し同じ液体を使用して錆を落とすことが出来る為、もし「錆が落ちなかったからもう1本用意しなければ」ということが無い為、経済的に頑固な錆もこれ1本で落とせますよ!

しかも成分が中性で肌にやさしい!

これは少しお値段が高いのですが、結果安く出来ますね!

POINT

先日、知り合いのバイクショップへ行き、雑談でガソリンタンクの錆落としの話をしてきました。

その際、タンククリーナーは「この花咲かG」を使用していました。

聞くと、様々なクリーナーを使用してきたが、これが一番と言っていました。

さて使用方法ですね。

まず車体から外したガソリンタンクの底の燃料ホース差し込み口はテープで巻かれていると思います。

この状態で花咲かGを40℃~50℃のお湯とポリバケツで混ぜてガソリンタンクに注ぎます。

ハチワレ
ハチワレ

水よりお湯を使った方が錆が落ちやすいよ

この際、ガソリンタンク内に原液とお湯を直接入れて混ぜないでください。

きっとタンクにとって良くないのでしょう。

ハチワレ
ハチワレ

花咲かGの説明に書いてあるから守ろうね

原液とお湯の割合ですが、わたしの場合錆がひどかったので希釈を10倍にして24時間漬け置きしました。

作る量ですが、タンクの3L分と仕上げ用の1Lの合計4L作ってください。

その仕上げ用の1Lは最後に使うのでペットボトルか容器が空いていたら容器に戻して保管しておきます。

漬け置きする際、この希釈液がタンク内の上面に触れていないと上面の錆取りが出来ません。

コツとしてガソリンタンクに希釈液をポリバケツから満タンまで移すと泡立つと思います。

それをゆすって泡を抜き最後にこぼすようにゆっくり注ぐとなみなみに注ぎます。

その後、蓋をし放置です。

その際冬場でも少しずつ蒸発していくので、足し水をして常に満タンをキープしてください。

ちなみにわたしは冬の寒い日に作業を行いましたので、タンクを毛布に包んで冷めないように放置しました。

では24時間経ったので確認しましょう。

まずガソリンタンクの中の希釈液を普通なら捨ててしまうところですが、この商品は再利用できるのでポリバケツに戻しましょう。

DSC_1257

では中を懐中電灯で見てみましょう。

かなり綺麗になっているのではないでしょうか?

水道水の水圧でタンクの中を洗って綺麗になっていればOKです。

まだ錆が残っていれば、戻したポリバケツの希釈液を再利用し、タンクに注ぎましょう。

綺麗になるまで同じ工程を繰り返します。

DSC_1260

私はこの後もう一度この錆取りの工程をしました。

いよいよタンクの中が綺麗になったことを確認したら、仕上げ用に残しておいた1Lの希釈液をタンクに移し入れ蓋をし、全体に液が回るようグルグルと回します。

全体に回ったら、蓋を開けて液を捨てます。
(わたしは一応この液はペットボトルに取って保管しておきました。)

ここで注意点ですが、水洗いは絶対にしないこと!

この仕上げ液が防錆効果を高めるからです。

そしてよく乾かしたら作業の終了です。

あとは組立をし戻していきましょう。

タンクに目印を付けておいた側のホースを差し込み、ホースバンドで留めます。

タンクを車体に戻しボルト留めをします。

シートも戻しましょう。

そしてホースを燃料コックに差し込みホースバンドを留めたら作業完了です。

お疲れさまでした!

わたしの失敗談

実は最初にタンクの錆取りを考えた際、花咲かGはお値段が高かったためKUREのラストリムーバーを使用しました。

工程はこの花咲かGと同じですが、希釈液の再利用ができないことと仕上げ材が無いことがデメリットでした。

ただ、お値段が単純に1/4であったために使用しましたが、結論失敗でした。

それは、一度の希釈液では綺麗にならないからです。

普通の錆でしたらよかったのかもしれませんが、わたしのカブは錆で真っ赤っ赤。

希釈液が再利用できないのは致命的でした。

1回洗浄し、仕上げ材が無いためCRCをタンクの内部に吹いて完了としましたが、錆は残っているしどうせバラしたならと、結局花咲かGをポチっと買うことになりました。

結局無駄な出費でした。。

なので、「錆はあまりないけどとりあえず錆取りしておこうかな」位の温度感の方以外は花咲かGを勧めます!

ラストリムーバーは酸性だし、花咲かGでいいんじゃないかなーと思います。

ガソリンタンクの錆取り編いかがでしたでしょうか?

皆さんの参考になれば幸いです。

拝見してくださりありがとうございました!

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