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ポータブル電源の寿命は何年?寿命を伸ばす簡単な方法解説!

生活

ポータブル電源は高価なため何年使用できるか?気になりますよね。
そこで今回は使用方法により異なりますが、メーカー発表などの情報を基に寿命を解説させて頂きます。

またポータブル電源含めた、バッテリー製品の寿命を伸ばす方法があることをご存知でしょうか?
併せて解説させて頂きます。

ポータブル電源の購入を考えている方向けのおすすめメーカー5選の記事もご覧下さい。
必要な電池容量もわかりますよ。

寿命は電池種類により異なる

ポータブル電源には今まで採用されていた「リチウムイオン電池」と、近年採用され始めた「リン酸鉄リチウムイオン電池」の2種類があります。それぞれ寿命が違いますので解説します。

リチウムイオン電池

ポータブル電源にはリチウムイオン電池が今まで使用されてきました。
コバルト・ニッケル・マンガンといった元素の「レアメタル」を使用した電池です。

リチウムイオン電池の一般的な寿命

スマートフォンのように毎日充電する場合、2~3年と言われています。
サイクルにして300~500回
※1サイクル=残量0%→100%満充電

ただし、ポータブル電源を使う多くの方が使用頻度はそれほど高くなく毎日充電はしないでしょう。
そのことからも、500サイクルを目安にすると以下のように13年使用することもできます。

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源の寿命は下記になっております。

・ポータブル電源240/400/708/1000 500サイクル
・ポータブル電源1500 800サイクル
・ポータブル電源 2000 Pro  1000サイクル

上記のサイクル数の充電・放電を繰り返しても80%の蓄電容量が保証されています。

具体例を挙げると、500サイクルの場合、月に3回0%から100%までフル充電をした場合、年間36サイクル分充電することになり、その場合は約13年間にわたりバッテリーの蓄電容量が80%以上をキープすることができます。

https://www.jackery.jp/blogs/article/jyumyou

リン酸鉄リチウムイオン電池

近年「長寿命・高耐久」を特徴としたポータブル電源が販売されています。
これはリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しており、リチウムイオン電池に比べて劣化が少なく長く使用することができます。

リチウム・鉄・リンを使用し、レアメタルを多くは使用しません。
そのことからも、コスト削減。
またバッテリー化した際の安全性も高いです。

近年の電気自動車も同じくリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、過酷な環境でも長く使用できるということは納得できますね。

リン酸鉄リチウムイオン電池の一般的な寿命

メーカーによって違いますが、Jackery(ジャクリ)や多くのメーカーではリチウムイオン電池に比べ2倍長持ちします。

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、従来のリチウムイオンバッテリーと比較して圧倒的な長寿命を実現しています。バッテリーの寿命を表す「サイクル回数(フル充電して繰り返し使える回数)」で、もっともメジャーな三元系リチウムイオンバッテリーと比較してみましょう。

種類サイクル回数※
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー4,000回
三元系リチウムイオンバッテリー2,000回

参考:Jackeryのポータブル電源

※繰り返しフル充電して使って70%の最大容量を維持できる回数

三元系リチウムイオンバッテリーの倍以上のサイクル回数となっており、繰り返し使える回数がはるかに多いです。つまり「長寿命により長く使えるため、買い替えの頻度が低くなりコストを抑えられる」のが使用者にとってのメリットといえます。

https://www.jackery.jp/blogs/article/iron-phosphate-lithium-ion-battery

超長寿命ポータブル電源の一例

モバイルバッテリーで有名なAnker(アンカー)もポータブル電源を販売しています。

技術力の高いこの企業のリン酸鉄リチウムイオン電池を使用したpowerhouseシリーズでは、従来のポータブル電源に比べ約6倍長寿命となっています。

またAnker独自の「InfiniPowerTM設計」を採用していることにより約10年も使用することができます。

httpsk://www.ankerjapan.com/pages/powerhouse-longlife


寿命を伸ばす方法

従来の「リチウムイオン電池」・近年主流の「リン酸鉄リチウムイオン電池」ともに寿命を長くする方法があります。

高温多湿を避ける

使用環境・保管環境ともに高温多湿の環境はポータブル電源にとって苦手です。
またキャンプで使用される方は移動時、高温多湿または低温に注意してください。

  • 一般的に使用可能温度は0℃〜40℃
  • 適温とされるのは16℃〜25℃。

この温度の中で使用することが、ポータブル電源の性能を一番引き出し、かつ長持ちさせることが出来ます。

ハチワレ
ハチワレ

適温の温度帯は人間と同じですね。

※リン酸鉄リチウムイオン電池は過酷な環境でも使用できるように開発されています。
夏の高温化でも使用する農機具にも採用されていることから、納得ですね。

充電しながら出力使用をしない。

充電しながらの出力はバッテリーに負担をかけます。

スマートフォンでも同じです。
モバイルバッテリーで充電しながらゲームをする方多くいらっしゃると思います。
この行為はバッテリーにとても負担をかけています。
バッテリーの寿命を短くする典型のため控えて下さいね。

ハチワレ
ハチワレ

人間だって休憩中に「働け!」なんて言われたら嫌ですよね?

電池残量を0%のまま放置しない

過放電という現象が発生します。
経験のある方もいらっしゃると思いますが、0%のまま放置すると充電出来なくなってしまいます。
バッテリーは少しずつですが放電をしているためなのです。

スマートフォンの例で考えるとわかります。
使用していなくても、電池残量が減りますよね。
これが放電の現象です。

これが0%の状態から放電を起こすと、数値には見えませんが感覚的に0%以下となり、二度と充電出来なくなってしまうのです。
これを過放電といいます。

わたしの体験談

Ankerの10,000mAhのamazonおすすめの人気モデルを使用していました。
使用年数は3年ほど。使用回数は年2〜3回でした。
趣味の夏山登山に使用し、そのまま保管。
次に使用するのは翌年の夏山という頻度。
この使用方法により過放電が発生し、使用回数は数回でしたが使用不能となりました。

※リン酸鉄リチウムイオン電池は過放電にも強いです。

充電の対策は20%〜80%の充電で置いておく

「電池残量0%からの過放電」が発生しないのでバッテリーを保護することができます。
ただしバッテリーは少しずつ放電をしているため、残量は減ります。
定期的に(1年に1回や2年に1回など)残量の確認をしてください。
20%以下なら60%〜80%まで充電し、また保管。
この繰り返しをすることにより、長く使用することが出来ます。

スマートフォンにも言えますが、残量20%になったら充電。
80%充電したら終了。
これが一番長持ちさせる方法です。

100%まで充電し保管はNG

多くの方が残量100%になっても充電したままでは無いでしょうか?
これを過充電と言います。
これもバッテリーの寿命を縮めます。
また、100%にしておくことも避けましょう。
人間に例えると、お腹いっぱいまで食べたら苦しくて動けませんよね。

ハチワレ
ハチワレ

腹八分目が丁度いい。人間と同じですね。

※リン酸鉄リチウムイオン電池は過充電にも強いです。

まとめ

今回はポータブル電源やモバイルバッテリーの寿命を伸ばす簡単な方法を解説しました。

  • 適温帯で使用・保管。
  • 充電中には使用しない。
  • 保管時の充電は常に20%〜80%の範囲内になるよう定期的に確認。
ハチワレ
ハチワレ

人間が嫌なことはポータブル電源も嫌だってことですね!

どれも難しいことでは無いので、是非対策をし積極的にポータブル電源を使用してください。

わたしは2年前にJackery(ジャクリ)の1500のポータブル電源を買いました。

今でも絶好調に働いてくれます。

ただ、今買うのであれば、リン酸鉄リチウムイオン電池のポータブル電源をおすすめします。
やはり長寿命・過酷な環境でも大丈夫でしたら、悩むことは無いですね。
今回の対策をすると、かなりの長い期間使用することができますしね。

もし購入する際はポータブル電源の選び方・おすすめメーカーの記事も併せてご覧ください。
自分に必要なサイズ・メーカーがわかります。

以上、ご閲覧頂きありがとうございました。

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