いよいよコロナも収束しかけ、この夏は家族で海に行き沢山の思い出を作るぞ!という方、いらっしやるのではないでしょうか?
わたしもその一人で、とても張り切っています!
そこで、マリンスポーツの中でシュノーケリングに興味はあるがまだ始めていない方。
今年の夏、シュノーケリングを始めたい!という初心者の方向けに詳しく解説させて頂きます。
シュノーケルについて解説した上で、最後におすすめのシュノーケルの道具も紹介するよ!
シュノーケリングとは?
シュノーケリング(スノーケリングとも言います)とは、専用の道具を身に着け、海、川、湖などの水面の上にスノーケルパイプの先端を常に出して、呼吸をしながら水面を泳ぎ、水中観察等を楽しむスポーツです。
また、シュノーケルとは一般に呼吸をするパイプのことを指します。
このシュノーケルを使うスポーツは他に、スキンダイビング、スキューバダイビングがあります。
スキンダイビングは、酸素ボンベを使用せずに潜るスポーツです。
スキューバダイビングは酸素ボンベを使用し、深い場所まで潜ることが出来ます。
酸素ボンベを使用しているのにシュノーケリング?と思う方がいらっしゃいましたか?ダイビングポイントへ潜るまでに、酸素を消費したくない場合や、酸素を使い切った際は、シュノーケリングを使用します。
シュノーケリングを始める前に
シュノーケリングは自然を相手にするスポ―ツです。
水面に浮いて水中観察だからと甘くみてはいけません。
実際に毎年数件の事故が起きています。
沖縄県では、水難事故の4割。10人に4人はシュノーケリングでの事故です。
自然環境(高波、強い潮流、低水温帯、天候の急変、毒性生物の存在)が相手の為、しっかりと勉強をしてから無理のない範囲で楽しみましょう!
小さな子供と楽しむ際は、目を離さないで本当に気を付けてください。
必要な道具
シュノーケルマスクとパイプを1つと考えると、最低限大きく分けて3つ必要です。
- シュノーケル(マスクとパイプ)
- ライフジャケット
- フィン
詳しく解説していきます。
シュノーケルマスク
それではシュノーケルマスク。
水中メガネでも大丈夫ですが、やはり専用の物がいいので、大体マスクとシュノーケルのセットで売られていますし、購入をお考えの方はセットでの購入をおすすめします。
ただ、本格的にシュノーケリング又はスキンダイビングをなさる方は、別売りで購入もします。
下記「シュノーケリングのブランド」の上級者向けのスキンダイビングの方ですね。
またマスクの中でも3つ種類があります。
1眼タイプ
昔からあるタイプで、広い範囲の視界があります。
圧迫感もありませんし、初心者の方に1番おすすめします。
2眼タイプ
眼鏡の様に2眼に分かれているタイプです。
デザインは好き嫌いが分かれますね。
物によっては、度を入れることが可能な為、視力の悪い方には特におすすめです。
フルフェイス型
シュノーケルを咥えなくても、シュノーケリングを楽しむことが出来ます。
圧迫感や閉塞感が無いため、特に小さなお子さんにおすすめ出来るのではないでしょうか?
シュノーケル(パイプ部)
大きく分けて3つ種類があります。
排水弁無しタイプ
昔からある、要は1本の筒です。
パイプの中に入ってしまった水を出す際、力強く吹かなければ排水出来ない。
ただ、シンプルな為、顔周りがスッキリする。
玄人向けの為、初心者の方は控えた方が無難です。
排水弁ありタイプ
パイプ内に水が入った際、排水弁があると弱い力で吹いても水が抜けます。
今、最も主流なタイプです。
また選ぶ際は、口元がジャバラになっていると自分の好きな角度に調整出来るため、ストレスが無くなりますよ!
ドライシュノーケル
ドライトップやドライアッパーとも言います。最近の主流です。
排水弁ありで、パイプ先端に開閉弁を設けて、パイプ先端から水を入りにくくします。
排水弁ありタイプの中の、ドライシュノーケルタイプといった方が、わかりやすいかな。
先端部に浮力体があり、水面との水位の変化に合わせて開閉弁が自動的に開閉します。
使用する際は、この浮力体がしっかり浮き沈みすることを確かめてください。
シュノーケリングを始めた時、浮力体が沈みっぱなしで呼吸が出来なくパニックになることを防げるよ。
ライフジャケット
フローティングベストとも言います。
この浮力体は絶対に着用して下さい。
もしもシュノーケリングの最中に気づかず、離岸流によって沖に流されてしまった際の生存率が、このベストを着ているかいないかで、大きく変わってしまいます。
またライフジャケットを着る際は、ラッシュガードを着た上から、ライフジャケットを着ることをおすすめします。
気付かない内に、肌がこすれて赤くなり、地味に痛くなりますよ!
フィン
海でシュノーケリングをする際に、足が着くところで楽しんでいるのであればフィンは必要ありません。
しかし、泳ぎながら楽しんだり、沖に行ってみよう!と思っている方はフィンを必ず用意しておきましょう。
沖に出ることは波に乗っていくので、割と容易に出来ます。
しかし、戻ることは波に逆らって進むので、とても体力を消耗します。
ここでフィンがないと、とてもじゃないですが戻ってくることが出来ず、漂流してしまいます。
命を守る為にも、沖に出る時は必ずフィンを使用しよう!
また、履くタイプと、ストラップで留めるタイプがあります。
ストラップタイプですと、子供の成長に合わせ使用する事が出来ますし、人に貸すことが出来るためおすすめです。
また、ショートタイプとロングタイプがあります。
初級者の内は、取り扱いの楽なショートタイプがおすすめです。
道具は購入せずにレンタルではダメなのか?
普通1日のレンタル料金は2,000円位しますので、もし2回はレンタルしシュノーケリングをするかも?という方は、購入をおすすめします。
なぜかというと、2回レンタルすると4,000円でシュノーケルとマスクが買えてしまうからです。
シュノーケルは口にくわえる為、衛生面が気になるという方いらっしゃると思います。
また購入をすると、レンタルする手間もなくなるので、思う存分海を楽しむことができますね。
ちなみに、わたしが初めてシュノーケリングをした際は、新潟県の佐渡ヶ島の海で体験コースでのレンタルでした。
一通りの道具の使い方、楽しみ方を教えて頂けるので、体験コースに1度参加した後、楽しかったら購入を考えるのもアリですね!
シュノーケリングのブランド
次にシュノーケリングのブランドについて、初級者向け~上級者向けに分けて解説していきます。
購入する上での参考になると思います。
初級者向け
REEF TOURER(リーフツアラー):シュノーケリング用品のブランド。日本製で低価格が売り。
AQA(エーキューエー):GULLの技術力を活かした製品。日本製。高性能かつリーズナブル。
中級者向け
Hele i Waho(ヘレイワホ):シュノーケリングの他、サーフィン用品も扱うブランド。
上級者向け
GULL(ガル):老舗ダイビングブランド。スキンダイビング専門のGULL SKINもある。
TUSA SPORT(ツサ):スキューバブランドのTUSAが立ち上げたスキンダイビングブランド。
まとめ
シュノーケリング用品は使わないと劣化していきます。
初心者の方は主に、旅行先等で使用することがほとんどかと思います。
まずは、初級者向けで紹介しましたブランドから選ぶことをおすすめします。
実際どこで購入がおすすめ?
店舗(ダイビングショップやスポーツ量販店)かネットでの購入の2択になるでしょう。
そこでそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。
店舗購入
ネット購入
近所にダイビングショップがあれば別だけど、初心者の内は、気軽に買えるネット購入がおすすめかな?
ただ沢山の商品があり過ぎて決められないと思うから、おすすめのシュノーケルを紹介するね。
おすすめのシュノーケル3選
わたしはネット購入で、初級者向けブランドの商品を購入しました。
その際の購入までに悩んだ3つの商品を紹介、解説します。
- リーフツアラー シュノーケルフィンセット
- AQA シュノーケル
- TUO シュノーケル
※全てシュノーケルパイプは排水弁ありのドライトップ
小学校高学年〜大人
①リーフツアラー シュノーケルフィンセット
まずシュノーケルとフィンがセットになっているこちら。
ブランドはリーフツアラーで、収納袋も付いていてこのお値段でしたら、正直これ一択で決まりですね。
口コミも多数あり、高評価なことも決め手です。
レンタルショップでもよく見かける物なので、安心です。
こちらは、道具を全て新品購入したいと考えている方におすすめします。
②AQA シュノーケル
こちらもおすすめです
ブランドはAQA。こちらも口コミ多数あり、高評価です。
日本のメーカーで日本製のため、日本人の顔にフィットします。
①のリーフツアラー社の物より、若干お値段が上がりますが、間違いはないと思います。
③TUO シュノーケル(二眼レンズ)
こちらは二眼タイプの物です。
視界は多少狭く感じますね。
ブランドはTUO。口コミは無く、中国製となります。
ただ、シュノーケルパイプの排気弁が上下の両方についていてこの価格は魅力!排気が楽そうですね。
幼児〜小学校低学年
ここからは一択とさせて頂きます。
AQA シュノーケル子供用
ブランドはAQA。子供用ですし、安心の日本製です。
AQAは子供用品に力を入れていて、安全性や着用感にこだわっている為、安心です。
子供には子供用のマスクで目に水が入らないようにし、楽しい思い出となるようにしてあげたいですよね!
口コミ数も多く、高評価です。
フルフェイス型が最近でています。
口コミも多く高評価ですが、個人的に水がマスク内に入った場合どうするのだろう?
シュノーケルクリアが構造上出来ないがどうするのだろう?という疑問がありました。
わたし自身使用したことが無い為、今回はおすすめしませんでした。
女性用(小学校高学年~大人)
AQA シュノーケル女性用
ブランドは同じくAQA。日本製です。口コミも多く、高評価。
そしてレディース用ということで、若干マスクが小さく作られています。
そして、顔に接する部分が透明な為、日焼けの跡が残りにくいというメリットがあります。
色は、ホワイトをおすすめします!
実際にわたしが購入したもの紹介
妻・娘用に
子供用と女性用の上記でおすすめしたAQAのものを購入しました。
子供がお風呂で試しに使用していましたが、マスク内に水が入ってこないのと、ドライシュノーケルのため呼吸がしやすい事で、とても気に入っていました。
わたしが購入したものは
そしてわたしは、③で紹介させて頂きました、口コミなしの中国製のTUOのものを購入してみました。
商品届いた際の包装は、映っている袋で届いたのでかなり驚きました。。
購入理由は、この排水弁が2つというものが気になってしまい、購入してしまいました。
そして実際にわたしも、お風呂で使用してみました。
185cmのおっとうがお風呂の中で小さくなって潜ってたよ
以下わたしのレビューです。
視界は、やはり二眼タイプのため若干狭くは感じますが、思っていたほど気にはなりません。
そしてスキンダイビングの様に完全に潜ってみましたが、ドライトップ機能が作用し、息を吸うことが出来ません。そして、パイプの上端が水面の上に出た際に息を吹き水を出しました。(シュノーケルクリア)
排水弁が二つあるからか、簡単にシュノーケルクリアをすることが出来ました。
結論として、性能に不満はありません。
耐久性はわかりませんが、お値段も安かったため、満足してます。
皆さんにもおすすめ出来ますので、購入してみてもいいんではないでしょうか?
おすすめライフジャケット
次にライフジャケットです。
こちらはリーフツアラー一択です。
大人用
リーフツアラーの物で、薄型。収納時の場所も薄く済むため、おすすめのライフジャケットです。
口コミも本当に多数あり高評価ですね。
またレンタルでも多く使用されています。
脱げ防止の股ベルトが無く、股が擦れる心配がありません。その代わりに、腰のベルトが付いている為脱げる心配はありません。
小学校高学年~大人で、多少泳ぐことが出来ればこれ一択でいいですね!
子供用
子供には同じくリーフツアラーのもので口コミが多く高評価。子供用の脱げ防止の股ベルトが付いています。
また首の後ろに持ち手となる、輪っかがあります。
もし何か問題が起きて、助ける際にこの輪っかをつかめば、引き寄せることが出来ます。
小学校高学年まではこちらの浮力が高い商品をおすすめします!
安く道具をそろえるコツ
メルカリを使うことです。
今回わたしはフィンをメルカリで揃えました。2,000円で4人分揃いました。
1人500円は激安ですよね!
シュノーケルは衛生面で引けを感じたため、今回は新品を購入しました。
メルカリを上手く使って安く道具が揃えられれば気軽にシュノーケリングを始められていいね!
それと考え方の一つとして、ブランド物の新品を購入して、サイズアウト等使用しなくなったらメルカリにて出品する方法も、結果的には安く購入したことと同じです。
その際にはリセールバリューを意識して、ブランド物を購入することをおすすめします。
まとめ
シュノーケリングの初心者向けの解説いかがでしたでしょうか?
次回は、シュノーケルの装着方法と最低限必要な技術を解説します。
皆さんの参考になれば幸いです。
ご閲覧頂きありがとうございました。