おしゃれなカブに欠かせないカスタムが、ダックテールまたはテールカット。
この記事ではその製作過程の説明をさせて頂きます。
このブログはバイク素人であったわたしがカブのカスタムをした際わからなかったことを素人目線でわかりやすく説明しています。
このブログを見れば素人でもおしゃれなカブをカスタムすることが出来るようになります!
今回はダックテールの加工をするための分解作業の続編です。
分解作業を最初からご覧になる方はこちらからご覧ください。
それでは今回の作業です。
- チェーンカバーを外す
- リアサス(ショックアブソーバー)を外す
- チェーンを外す
- スイングアームを外す
前回の作業が出来ていれば、今回は簡単かと思います。

気は抜かずに怪我には気を付けてね!
それでは作業に入りましょう!
チェーンカバーを外す
まずはチェーンカバーを外します。
ボルト4本留めで上下にカバーが付いていますので、それぞれ外していきましょう。
ボルトを外せばすんなり抜けます。

リアサス(ショックアブソーバー)を外す
次はリアサスです。
左右両側とも上下のナットで車体とスイングアームとを繋いでいます。

特にこのリアサスもナットを外せば、すんなり引き抜けます。
リアサスを外すとスイングアームが下に落ちます。
キズつかないように下に何か置いておくか、落とさないように手でおさえながらリアサスを外しましょう。

また上写真の様にワッシャー位置もしっかり覚えておくことはもちろんですが、ワッシャー等細かい部品を無くさないように気を付けましょう。
チェーンを外す
カブをおしゃれにDIY ダックテール製作前の分解①でスプロケまで外していますので、あとは簡単にチェーンを外すことが可能です。

今回はスイングアームまで外す予定の為、アクスルスリーブナット(23mm)を外しフランジカップリングも外していきましょう。
フランジカップリングとはアクスルスリーブナット(23mm)で留まっているドリブンスプロケットとハブダンパーの相方の部品です。
難しく考えず、23mmのナットを外せばみんな外せるでいいです。
ちなみにこの23mmは規格が少ないレアなサイズの為、専用のソケットを用意するか、モンキーレンチで外しましょう。

ナットがなめてしまわないように回らなく固かったらCRCを使おうね!
ドリブンスプロケットは上写真でチェーンがかかっている歯車の部品のことです。
またスプロケットには、ドライブスプロケットという似た名称の部品があります。
結論、ドライブスプロケットは前輪側の小さな歯車で駆動する側。
また小さく比較的安価の為、スプロケ調整の際はこちらを変えるのが一般的。
ドリブンスプロケットは後輪側の大きな歯車で駆動される側。
また大きいため前者と比べると高価(だが安い)。
スプロケ調整でこのスプロケの大きさを大きくしたり小さくすると、加速型か高速型に調整できる。
坂道は上るが最高速は出ないか、最高速は出るが坂道は上らないといった具合を調整できます。
ホイールの中に入っているゴムブロックのことで、発進加速時やギヤチェンジ時の変動を抑えるクッション材の役割をします。
また走行時のチェーンにかかる負担を和らげる役目をする為、チェーンが長持ちします。
チェーン張替え時は一緒に交換することをおすすめします。
この時点ではチェーンは外れずスイングアームにぶら下がっていると思いますが、それでOKです。
スイングアームを外す
最後に写真の赤丸部のボルトを抜いてスイングアームを外しましょう。

この際に固く抜けない場合はCRCを吹き、プラハンマーで優しく叩いて抜きましょう。
また樹脂製チェーンスライダーは再利用するため、無くさないようにしましょう。
最後にブレーキパーツを外せば分解終了です。
割ピンで留まっているため、ラジオペンチを使い引き抜けば、あとはナット留めなので外せると思います。
まとめ
ダックテール製作前の分解編いかがでしたでしょうか?
もう道具にも慣れてすんなり分解できたのではないでしょうか?
次回いよいよダックテール製作編です。
最後までご覧くださりありがとうございました!
皆さんの参考になれば幸いです。
次はこちらをご覧ください。