古き良き沖縄の原風景が残る竹富島。
赤瓦の屋根にブーゲンビリアが咲く道、そして「竹富ブルー」と呼ばれるエメラルドブルーの綺麗な海。
穏やかな時間を過ごせる素晴らしい島です。
先日、妻と小学生の娘2人の4人で石垣島に旅行に行きました。
併せて竹富島観光もしてきましたが、とても印象的で素敵でしたので、解説させて頂きます。
また、こちら石垣島のおすすめ観光時期の記事になります。
よろしければご覧ください。
竹富島とは
沖縄本島からおよそ400km離れた石垣島から、さらにフェリーで15分離れた有人島。
冒頭でもふれましたが、沖縄の原風景を見ることが出来る、とても貴重な体験が出来る島です。
赤瓦の屋根に杉の木造建物の集落に、今も島の人は住んでいます。
そのような場所は日本国内、竹富島ただ一つとなっています。
島の暮らしはどんななの?
主要な収入源は観光業となっています。
ただし、フェリー会社は石垣島に会社がある為、島内の観光のみが収入源です。
しかし、アクセスがとても良すぎるためにほとんどの方が日帰り観光をします。
宿泊含めの収入があまり伸びないという事が悩みとなっているようです。
もし観光に行かれる予定のある方は、宿泊も是非検討してみてはいかがでしょうか?
参考までに、あの星野グループの宿泊施設も島内にありますよ。
島民は、令和5年6月30日現在、331人。
島内に学校は1校だけ。
竹富町立竹富小中学校。小学校と中学校が一緒になっています。
そして高校からは、島外に、例えば石垣島等に通うらしいです。
なぜこの島は今尚絶景でいられるのか?
それは島民の方達がこの景観を守るために努力なさっているからです。
- 新しく建てる建物は平屋にし、赤瓦等の集落景観保存に努めている
- 集落内の白い砂の道は、毎日早朝に島民の方がほうきで掃き清めている
- 竹富島には山や川が無く、土砂が海に流れ込むことが少ない為、海の透明度が高い
この絶景を見られることを本当に感謝しなければいけないね
竹富島へのアクセス方法はフェリーのみ
竹富島には空港がありません。
もちろん橋がかかっているわけもないので、陸路もありません。
よって、海路のフェリーでしか行くことが出来ません。
一般的には石垣島にある離島ターミナルから竹富島にフェリーで向う方が、ほとんどだと思います。
フェリー会社は安栄観光と八重山観光の2社
石垣島離島ターミナルから15分で竹富港に着くため、非常にアクセスがいいです。
そして運航ダイアも1時間に1本出ている為、旅行の計画がとてもしやすいですね。
定期航路を運行しているフェリー会社は安栄(あんえい)観光と八重山(やえやま)観光の2社となっています。
結論ですが、定期航路を運行しているフェリー会社は2社というと、どちらがいいか迷う方がいらっしゃると思いますが、どちらでも構いません。
理由は以下です。
- 料金が同じ。
- 2社とも出港時間によって船が違うため、フェリーの船体の面でも、2社どちらでも同じ
- 強いて言うならば、午後の出港時間が、少しだけ違うため、そこで決めるべき
料金表
2社ともに料金は共通。
片道 | 往復 | |
大人 | 790円 | 1,520円 |
小人(7-12) | 410円 | 790円 |
幼児(0-6) | 無料 | 無料 |
※料金は燃油等の関係で変動します。最新情報を御確認下さい。
予約は必要?
竹富島をはじめ、メインの航路ならば原則予約は必要ありません。
ただし、混雑日は乗船できない可能性もある為、そのような場合は予約も考えましょう。
また当日購入する場合は、船会社のカウンターで出港20分前までに購入してください。
フェリーチケットは相互利用不可
どちらかのフェリー会社で往復チケットを購入した場合、購入した会社以外のフェリー会社では使用することは出来ません。
お子様連れでも安心のトイレ完備
高速船であれば、どの船にもトイレは完備しています。
※定期航路は、どれも高速船。
お得情報
往復フェリーと水牛車観光がセットになった、お得なチケットがあります。
通常往復フェリーが1,520円。
水牛車観光が2,000円。合わせて一人当たり3,520円となります。
こちらアソビューさんのチケットですと3,000円~となりますので、旅行予定日入力の上、御見積りをしてみてください。
※キャンセルポリシーは前日17:00まで無料なのはうれしいですね。
お得なツアーとなっていますので、よかったらご利用ください。
竹富島おすすめ観光地スポット4選
コンドイ浜
まぶしいほどの白砂が続く遠浅なビーチ。
島内唯一の海水浴が出来るビーチです。
潮が引くと沖合に砂浜が浮かび上がり、歩いていくことが出来ます。
写真は干潮時で砂浜が浮かび上がっていました。
海水がとても綺麗で驚きます!
魚も肉眼で普通に見えました。
西桟橋
海に向かって約105m伸びる桟橋は夕日の名所として知られます。
夏の日没は19:30頃の為、宿泊しなければ見ることが出来ません。
国の登録有形文化財。
こちらも干潮時でしたので、干潟状態でした。
子供も夏の暑い中、自転車で向かったため、この景色では満足できなかったようです。
最高な景色を見る為には、事前に満潮時の時間を調べておきましょう。
カイジ浜
別名「星砂の浜」と呼ばれる砂浜で、小さな星の形をした砂を探すことが出来ます。
また日陰も多く、ブランコもある為、のんびり過ごすことが出来ます。
この砂浜で、星の形の砂を探すことが出来ます。
娘2人とも見つけることが出来ました。
赤瓦屋根の集落
島中心部の集落には、白砂が敷き詰められた道に沿い、赤瓦屋根の集落が続きます。
集落内の「あかやま展望台」からは、目の前になごみの塔や赤瓦屋根の集落。
奥には青い海を見渡すことが出来ます。
この辺り一帯は国の「重要伝統的建造物群保存地区」とされています。
白い砂の道に赤い瓦屋根の集落は、本当に素敵でした。
石垣が石ではなく、サンゴ石で出来ていました。
この石垣は「グック」と呼ばれ、セメントで固定する事もなく、パズルのように積み上げたものなのです。
くれぐれも寄りかかったり、触らないように注意しましょう。
6月18日に来ましたが、気温30度。
とても暑く、レンタサイクルでの移動はとても疲れました。
と、それもそのはず。バナナが普通に実っていました。
やはり南の国は違いますね。
まとめ
竹富島の解説とおすすめ観光地4選いかがでしたでしょうか?
観光地4選は、わたしは干潮時に行きましたが、満潮時ではまた違った印象になると思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
ご閲覧頂きありがとうございました。