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上高地の玄関口、沢渡駐車場混雑対策。満車になる時間は?

北アルプス

北アルプスの玄関口として最も有名な上高地。
その駐車場として一番有名な場所が沢渡(さわんど)駐車場。

この沢渡駐車場にはバスターミナルがあり、またタクシー乗り場もあります。

そんな沢渡駐車場は上高地に行く方の最もメジャーな駐車場ということで、夏山(グリーン)シーズンの週末はとても混雑します。

先日、梅雨明けしたばかりの大混雑予想日の7/19.20.21の3連休に行ってきて、対策がわかったので解説します。

沢渡駐車場の詳細

上高地へはマイカー規制となっており、バスまたはタクシーのみでしか訪れることはできません。その最も上高地へ近い駐車場が沢渡駐車場になります。
※冬季(11月中旬~4月中旬頃)は沢渡から上高地間の「釜トンネル」が閉鎖されるため、バス・タクシーも運行していません。

この沢渡へは、松本インターから車で43分。33.3kmとなっています。
半分ほどは山道となり、沢渡に近づくにつれ道はだんだんと細くなります。
また乗鞍方面との分岐近くのトンネルは、対向車にバスが来るとかなり狭い感覚があると思います。
あまり運転に慣れていない方は、特に気をつけて運転してください。

沢渡とは、松本インターから上高地方面へ進み、乗鞍方面との分岐を過ぎたあたりにある一帯のエリアのことで、駐車場がとても多くあります。

松本インター側から来ると、最初に「さわんど大橋駐車場」→最後に「さわんど第4駐車場」となります。また、第4駐車場の先に「茶嵐ドライブイン」もあります。ここも駐車場となっています。
しかし、ここが沢渡エリア最後の駐車場となりますので、できることでしたら茶嵐到着の前に、駐車場を見つけたいものです。

駐車台数約2,000台
(すべての駐車場の合計)
営業時間市営:24時間(自動ゲート)
民間:5:00頃~
シャトルバスの運行時間にあわせて変動
営業期間4/17〜11/15
※冬季期間は一部閉鎖
駐車料金普通車800円(1日)
バイク駐車料金400円(1日)
マイクロバス駐車料金1,600円(1日)
観光バス駐車料金3,200円(1日)
料金は市営・民間ともに一律料金

※市営駐車場は普通車のみ対応。バイク・キャンピングカーなどは民営駐車場へ。

市営・民営全駐車場とその特徴まとめ

沢渡にはたくさんの駐車場があります。

その中でも、大きく分けて市営駐車場民営駐車場があります。
違いとして、市営駐車場は24時間入出庫可能で、ゲート制の自動支払機での精算となります。
※クレジットカード・各種Payなど支払方法は多いです。

また民営駐車場は、管理人がいるため、運営時間が決まっています。
そのため、朝早くや、深夜到着する場合には対応してもらえません。
それでは、松本側から順番に表にまとめます。

駐車場名最寄りバス停駐車台数特徴
さわんど大橋(梓湖畔の湯)
さわんど大橋

50台
温泉併設。
唯一予約のできる駐車場。
https://azusakohaann.jimdofree.com/
しもまき第2(食堂)
さわんど大橋

20台
食堂・温泉併設。
しもまき第1
さわんど大橋

30台
食堂・温泉併設。
ひぐち(食堂)
さわんど大橋

30台
バス乗り場に最も近い
梓第1
さわんど大橋

200台
バス乗り場に最も近い
市営第1駐車場(いっぷく平)
さわんど大橋

150台
市営・民間の他の駐車場が満車になった場合のみに駐車場が開放される
梓第2
さわんど大橋

100台
バス乗り場に最も近い
市営第3駐車場(沢渡ナショナルパークゲート)さわんどバスターミナル


410台バス
1番人気の駐車場
つつき駐車場さわんどバスターミナル


100台
市営第2駐車場よりは歩かない
市営第2駐車場(足湯公園)さわんどバスターミナル
(さわんど公園足湯前バス停)


550台
無料の足湯
温泉併設
温泉山小屋ともしび(ゲストハウス)さわんどバスターミナル


28台
食堂併設
 アルピコ交通沢渡駐車場 アルピコ交通さわんど車庫前70台
市営第4駐車場(岩見平)岩見平140台バス乗り場に最も近い
沢渡ドライブイン茶嵐茶嵐80台バス乗り場に最も近い
食堂併設
沢渡エリア最後の駐車場

※赤マークの駐車場は、バス停から近い駐車場です。

※市営第2駐車場(足湯公園)は上高地行きのバス(行き)の場合は最寄りが「さわんどバスターミナル」バス停。しかし沢渡行き(帰り)のバスでは、最寄りがさわんど公園足湯前バス停(降車専用)に停まってくれるため、帰りは長く歩かないですみます。

他には新島々駅にもバスターミナルはありますが、こちらのバスは完全予約制。
また始発の到着時間が沢渡発に比べて遅くなります。
電車の方向けのバスターミナルですね。

沢渡駐車場どこに駐車したらいい?オススメは?

バスの始発場所のナショナルパークゲートのある沢渡駐車場P3(市営第三駐車場)です。

この駐車場は、バスの始発ターミナル。またタクシー乗り場。トイレ完備。日中は売店もあるため、このP3駐車場から基本的に満車になります。

次に人気となるのがP2駐車場。(市営第二駐車場)こちらは少し距離はあるものの、始発バスターミナルまで歩いていける距離にあるため人気です。

沢渡〜上高地のバスはとにかく混雑します。
基本的に始発のバスターミナルから乗ると座ることができますが、途中のバス停からはまず座れても補助席になります。この点からも始発バス停は人気ですね。

またP2駐車場は、行きこそバスターミナルまで歩かなければならないものの、帰りはさわんど公園足湯前バス停(降車専用)に停車してくれます。

沢渡駐車場には何時到着がいいか?

連休の週末の場合
  • P3に駐車したいのならば深夜1時までには到着すること
  • P3以外でもよければ、午前9時までには到着すること

これはわたしの実体験の検証結果です。

わたしは7/19・20・21の3連休の天気予報が「晴れ」続きという、最も混雑が予想される日の初日に沢渡駐車場に行きました。
そして最もバスターミナルから近いP3駐車場に停めることができました。

その到着時刻が深夜1時です。

深夜1時で、P3の上段駐車場は満車
P3下段の駐車場にかろうじて駐車できた

この最も混雑予想される夏の天気の良い3連休。深夜1時に到着することで、P3駐車場に停めることができます。
ただですね、わたしが駐車場のゲートをくぐって5分後には満車となりました。。なので、

注意点

お盆休みなどの大混雑予想される日は、深夜1時到着といえど絶対ではありません。

とはいえ、多くの日は1時到着で問題なく停めることができることは覚えておいて下さい。

また沢渡の市営駐車場は、すべてが自動ゲートです。
※1日料金は日付が変わる深夜0時を境に加算されます
ということで、24時を回った0時台に駐車をすることで、1日料金内におさまることになります。
結論、早く到着できるのであれば0時台が間違いなく駐車できることになりますね。

また翌週の7/26(土)の8:50時点では、P2,P3駐車場は満車。
P4駐車場はまだかなり空車といった感じでした。
ちなみに天気予報は晴れ、混雑予想日でもあるため、夏の週末の駐車場情報としては参考になるのでは、と思います。

仮眠はとても大切!

早く駐車場に到着したら、翌朝のためにも早く仮眠しましょう。
以前、深夜に駐車場に到着し早く寝ようとしましたが仮眠ができず、そのまま登山に出発したことがありました。
その日は終始眠く疲れ方がいつもと違い、結局は予定していた半分の距離しか歩くことができませんでした。
その日からは仮眠の大事さを知ったことで、寝具(マット)や環境を変えました。
すると、パフォーマンスも上がり、予定通りの山行を行うことができています。

では、仮眠をする上で何が大切か?

それは、マットです。(布団)
寝転がったときに凹凸があると気になって眠れない方、意外と多いのではないでしょうか?
もし眠れたとしても、痛くて寝返りをしてしまうため、眠りが浅い。。
これでは、朝からの予定に影響が出てしまいます。

次に専用のマットならではのメリットを紹介します。

① 【快適な睡眠を確保できる】

  • 段差・凹凸を吸収してフラットな寝床に
    → 車のシートのつなぎ目や傾斜をカバーして、ベッドのような寝心地を実現。
  • 断熱性が高く、床冷え・底冷えを防ぐ
    → 夏は熱を遮り、冬は地面の冷気を遮断。冷え対策に重要。

② 【身体の疲労を軽減】

  • 適度なクッション性で腰・背中・肩にやさしい
    → 長距離運転後の仮眠にも最適。身体をしっかり支えてくれるので翌朝スッキリ。
  • 硬すぎず柔らかすぎない素材が選べる(エアータイプ・ウレタン・低反発など)

③ 【設営・撤収が簡単】

  • 収納性に優れるモデルが多い(折りたたみ・空気式)
    → 空気を抜けばコンパクトに収納でき、荷物のスペースを圧迫しにくい。
  • 展開も数分でOK:特に自動膨張式のものは時短に◎。

④ 【車内を清潔に保てる】

  • 汚れや汗がマットに吸収され、車のシートを直接汚さない
    → マットを外して洗えるタイプもあり、衛生的。
  • 防水・防汚加工のモデルも多数

⑤ 【用途が広い】

  • キャンプや自宅の来客用簡易ベッドにも流用可
    → アウトドアでも活躍。フラットな地面があればどこでも使える。

では、実際にどのマットがおすすめか?

そこでおすすめがこのマット。
肉厚で程よい硬さ。しかも使わない時には小さく収納ができる。
わたしも最初はキャンプ用のシュラフマットを使用していましたが、やはり車中泊用は違いますよ!
よく眠ることができるようになり、疲れのとれかたが違います。

おすすめの肉厚マットはこちら

楽天サイトでもよく売れているので、品質は折り紙付き。
是非試してみてください♪

プライバシー保護の大切さ

また、車中泊をする際の周りの目って意外と気になりますよね。
フロントガラス用の目隠しは市販でよく売っていますが、横や後ろのガラス用って意外と少ないものです。
そこで、車種専用設計のきれいに収まるブラインドシェードもおすすめです!

以下に、ブラインドシェードのメリットをまとめます。

① 【プライバシーの確保】

  • 外から車内が見えなくなる
     → 着替え・就寝・荷物の保管なども安心。女性やソロ車中泊でも安心感アップ。
  • 特に夜間、車内の明かりが漏れるのを防げる(カーテンだけでは不十分なことも)

② 【防犯効果がある】

  • 車内の荷物や人の存在が見えないことで、盗難リスクを抑えられる
     → ガラス越しに中身が見えると、車上荒らしに狙われやすくなる。
  • 留守中も「人がいるかも」と思わせることで抑止効果がある。

③ 【断熱・遮熱性の向上】

  • 日差しの熱を遮断して、夏の車内温度上昇を抑える
     → サンシェード無しでは50℃超になることも…
  • 冬は窓からの冷気侵入をブロックして底冷え防止に◎

④ 【光を遮って眠りやすくする】

  • 街灯や朝日などの光を完全にシャットアウト
     → ぐっすり眠れるので、睡眠の質が大幅に向上
  • 特に早朝の太陽光で目覚めてしまうのを防ぐのに効果的

⑤ 【取り付けが簡単・コンパクトに収納できる】

  • 吸盤・マグネット・折りたたみ式など多様なタイプがあり、設置も簡単
  • 使わない時はコンパクトに収納でき、荷物の邪魔になりにくい

⑥ 【結露対策にも◎】

  • 外気と車内の温度差でガラスが結露しやすいが、シェードを使うと
     → 窓の冷却を和らげ、結露しにくくなる

今回おすすめする商品は、断熱仕様にもなっているため、登山口や山間部の駐車場で車中泊をする際にはもってこい!意外とエンジンを切ると夏でも夜中は寒いですよ。
また室内でもこれなら完全に目隠しになるため、着替えをすることができます。
こちらの商品は、女性にも特におすすめですよ。

車種専用設計のサンシェードはこちら

是非快適に仮眠をして、翌朝最高な1日を楽しめるように、仮眠についてもう一度よく考えてみてはいかがですか?

駐車場が満車だった場合の対処法はある?

結論から言うとありません。
ただ、バスターミナルから離れるにつれ、かなり遅い時間に行かない限りは駐車は可能です。
このかなり遅い時間になってしまうと、登山者以外の観光客の方々の来客がとても増え、駐車場どころか駐車場に向かう道が大渋滞となります。またこの渋滞理由が駐車場の満車によるため、渋滞解消は午後になるまで続きます。
それと沢渡付近の道路は山道のため、道幅が狭くUターンができないことも覚えておいてください。
そんな渋滞にハマらないように少しでも早くお出かけすることをオススメします。

今回わたしが訪れた7/19.20.21の3連休中も午前10時には道が大渋滞したと聞いています。
十分な対策をして沢渡駐車場へ向かいましょう。

登山者の方はバスの列に並ぶ時間に気を付けて

登山者の方は、駐車場に停めることができたとしてもバスの待機列にいつ並ぶか?が気になるのでは?
そこで今回、始発バスに乗ることができたので、その待機列に並ぶ時間を解説します。

この日、始発バスは5時発。券売機は4:40〜販売開始となっていました。
そこで、1時間前の3:40に並ぶことにしました。

3:30の様子。すでにかなりの方が並んでいました。

この日少しでも早くと、結局3:30にわたしは並び始めました。
すると、5分も経たぬうちにみるみる列は長くなり、10分後には売店の建物をL字に折り返すほどとなりました。

あっという間に、列は伸びました。
この位置に並んでいても、始発1号車の補助席でした。

そしてこの日は4:30には券売機での購入が開始となりました
結局バスも5時発予定でしたが、4:50には出発しました。
混雑日は、時刻表よりも出発が早くなることを頭に入れておくと、いいですよ。

券売機での購入が始まると、バスに乗り込むまでトイレに行くタイミングがありません。
(常に並ぶ列が動いているため、ザックを置いておいても取り残されてしまいます)
券売機の購入が始まる前にトイレは済ませておきましょう。

また、朝食を途中のコンビニ等で買っておかないと、近くにこの時間に営業している売店やコンビニはないため、用意をしておきましょう。

上高地に5:20に到着することができました。

沢渡~上高地間にあるトンネルが朝5:00にゲートが開くというシステム上、これより早く上高地には入ることはできません。
またタクシーはバスよりも早く出発しますが、結局このトンネルの前で朝5:00になるまで待機しています。多少は早く上高地に到着は可能となりますが、始発のバスとはそれほどまでには変わりません。

早く上高地に入りたいのにバスの待機列がもし長くなっていたら、タクシーに変更することをおすすめします。
なぜならタクシーの方が、待機列の進みが早いからです。
また以前わたしも利用しましたが、その際近くに並んでいる同じ登山者に声をかけ、タクシーに一緒に乗ってしまえば、料金はバスともそれほど変わりません。
タクシーの中では、同じ登山者のため話に花も咲き、とても楽しかったです。

まとめ

上高地へは観光や登山など、いろいろな目的を持った方が訪れます。
また上高地は夏は涼しく快適です。
ちなみに、松本の町中が36℃の時に上高地は26℃でしたよ。
そんな人気な上高地へ、今回の記事を参考に十分な対策をして訪れることをオススメします。

また、今回沢渡から上高地に向かった理由は、北アルプス登山が目的です。
二泊三日でテント泊の縦走にて、上高地から槍ヶ岳。
大キレットを通過し、穂高山荘。
最終日は奥穂高岳からジャンダルムから西穂高岳へと下る総距離37.4kmの山行をしてきました。
またそんな記事も書きたいと思います。

以上、皆さんの参考になれば幸いです。

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