潮干狩りと聞くと、皆さんはどこを思い浮かぶでしょうか?
富津海岸(千葉県)・木更津海岸(千葉県)・横浜海の公園(神奈川県)・郡蒲竹島海岸(愛知県)など?
先日、ハマグリが採れる茨城県大洗サンビーチの潮干狩りに行ってきたので、紹介したいと思います。
大洗サンビーチの特徴。日本のウユニ塩湖
東京から車で1時間30分 (124.0 km)。
最寄り大洗ICからは15分。
電車では大洗駅までおよそ1時間30分、大洗駅からビーチまで歩いて20分。
このビーチは、ボリビアの世界遺産「ウユニ塩湖」に似ていることでも有名。
ウユニ塩湖とは、海面が鏡のようになり、空を反射した素晴らしい景色が見れるところ。

大洗サンビーチでも、確かにウユニ塩湖のような幻想的な風景を見ることができました。

しばらくの間ボーっと見ていられる、素敵な風景ですよ。
ちなみにわたしがウユニ塩湖を初めて知ったのは、20年ほど前、フジテレビ系で当時放送していた「あいのり」。
ピンクのラブワゴンに乗って本当の愛を見つける旅番組。みたいなキャッチコピーだった気がします。。

この「あいのり」でウユニ塩湖を見た時に、一度行ってみたい!と当時思いましたね。
それからおよそ20年。本家ウユニ塩湖にはいまだ行けていませんが、日本のウユニ塩湖に来ることができました!笑
なにせ本家は南米。遠すぎる。。
当時思いました。南米のボリビアに行ったら、ついでにペルーのマチュピチュにも寄って、最高の旅にできるなーなんて。
今となったら、こんな無理なプラン考えたことも忘れてましたね。。
駐車場情報
大洗サンビーチは、駐車料金がかかります。
駐車料金 | 普通車:1,000円 中型車:1,300円 大型車:3,000円 二輪車: 400円 | 駐車台数は5,000台ほど |
駐車場が有料になる期間 | 3月~10月の土日祝日 | ゴールデンウイーク期間:2025年4月26日(土)~2025年5月6日(火・祝) 海水浴場の開設期間:2025年7月19日(土)~2025年8月17日(日) ※上記以外は無料です。 |
駐車料金が徴収される時間帯 | 午前7時~午後3時まで ※上記時間以外も入出庫は可能です。 |
潮干狩りのルール
大洗の潮干狩りは、第1・第2サンビーチのみとなっています。
※保護区域(禁漁区)第1・第2サンビーチより南側は潮干狩り(貝類の採取)は禁止されています。(禁漁区での潮干狩りは密漁です。密漁は刑がとても重たいので、絶対にやめてください)

使用してよいジョレン(下の看板の道具)は、幅20cm未満、爪の長さ5cm未満、柄の長さ50cm未満のもの。※網なし
大きい道具は使用禁止です。

採ってはいけない貝の大きさは、3cm以下。
採っていい量は、1人1日1キログラムまで。

道具の大きさまで決められているから気をつけよう!
潮干狩りのシーズンは4月〜6月
大洗サンビーチでの潮干狩りのベストシーズンは、4月〜6月となります。
また大潮の干潮時の前後2時間がもっともおすすめとなります。
潮位と大潮かがわかるサイトはこちらをご覧ください。
潮カレンダー
わたしもこちらのサイトで確認して行きました。
■わたしの実体験
わたしは6月上旬に潮干狩りに行きました。
その日は、平日の月曜でしたが、意外とお客さんは多かったです。
我が家は3世帯10人で潮干狩りに挑みました。
そして結果はというと。。3個。
全く採れない。
ベストシーズンとはいえ、やはり4月が断然採れる!
しかし、6月でも大量に採っている方も中にはいます。
ということで、もし6月に行かれる方に向けた、収穫方法を解説します。
6月の潮干狩りに行かれる方は腰の深さがポイント
まず、普通に浅瀬で採れると思ったら大間違いです。
運が良くて5個ぐらいが関の山。
薄々気づいている方もいるかと思いますが、そう。
沖に向かって下さい。笑
浅瀬は採りやすいので、多くの方に採り尽くされています。
お子様連れの方にも採りやすいですしね。
だからこそ、沖なのです。
とはいえ、頭まで浸かれとは言いません。
腰位の深さで十分。

6月でも多く採っている方は、皆腰の深さで採っています。
1人シュノーケルをつけている方もいましたよ。
では次に技術面を解説します。
素足グリグリ
Youtubeなどで潮干狩りと検索すると、足でグリグリやると言っています。
それは正解!しかし、マリンシューズを履いていると、感覚がわからないんです。

ただでさえ、収穫量の少ない6月。感覚だけが頼りなので、ここは素足で挑戦してください。
方法は、その場で腰からツイストし、グリグリと足裏を動かす。
すると、砂をかいて、深くに足が潜っていきます。
その動きの中で「ゴリッ」と何がか当たれば、きっとそれはハマグリです。
この動作を海面が腰の深さの場所で行うと、その内にほぼ間違いなく採れますよ。あとは根気よく探しましょう。
ポイントまとめ
■腰の深さの場所は、あまり人が採りに行かないからここを狙う。
■潮流が浅瀬より強いので、常に砂底が入れ替わるため、深くに潜んでいたハマグリが現れてくる。
あとくれぐれも干潮のタイミングで行くことは鉄則です。
満潮時は間違いなく採れません!
多くの方が、干潮時に浅瀬で潮干狩りをしている場所が、満潮時には腰の深さになっているのだから、まず不可能です。
帰りのシャワーはないので、対策必須
「さあ帰ろうか!」となった際、腰まで海に浸かった場合、「シャワーを浴びたい!」と誰しも思いますよね。
しかし、海水浴場はシーズンオフ。

シャワー設備はありますが、ハンドルが外されています。これでは使えない。。
また更衣室は2024年の場合、7/22~8/20の期間のみの使用可となっていました。
この場所で他に水が出る場所は、「トイレ」と「更衣室の横にある水道」。

トイレで体を洗うことは無理なため、結果水道は大混雑します。

我が家は、早めに潮干狩りをあきらめ、すぐに水道に行きました。
まだ誰も水道にはいなかったので、足を洗い始めましたが、今回の我が家は子供含め10人。
時間がかかり、6人ほど洗い終わった頃には他のお客さんが数名来ました。
独占してはいけないと、先を譲りましたが、その後は洗い終わるまで、とても時間がかかりました。
個人的な感想ですが、水道利用される方の中には、水道を独占するグループもいらっしゃいます。
待てど待てど、列は進まない。このような状況もあることを覚えておいて下さい。
車で行かれる方向けの対策紹介
6月の平日でこのような状況だったので、週末。
また4月のベストシーズンは凄い行列になることが予想できます。
そこで、対策紹介です。
我が家は趣味でシュノーケルをするのですが、海の家を使わないためシャワーはどこの海に行っても悩みます。
そこで、知人に教わった対策。このセットです。
まずはウォータータンク。ポイントは大口径のキャップ(10.5mm)。
このウォータータンクにあらかじめ水を入れて陽の当たる場所に置いておけば、使用するころには生温かくなっているため、冷たい水のシャワーを使用しないで済みますよ。
裏技として、黒い紙を外に巻いておくと、更に水が温かくなります。
このウォータータンクにシャワーを付けると、最高に使い勝手が良くなります!これはオススメ!
先ほどのウォータータンクを大口径キャップにすると、このポータブルシャワーがタンクの中に入るのです。
またこのシャワーは充電式のため、あらかじめ充電しておけば、電源は必要ありません。
このセット、本当におすすめです!
またこのお値段だったら安く手に入り最高ですよね♪
必要でしたら、ポップアップテントもあれば無敵です。
ポップアップ式にすることで、時間をかけずにセット出来ます。
またこの色ですと、中が透けずに使えますし、シャワーヘッドをかける場所もあるので使い勝手がいいですよ!
我が家はこの3点セットで夏の海にシュノーケルに行きます。
またポップアップテント内に、この金属製のすのこを敷いてシャワーをすると快適な空間になりますよ。木製すのこでは一度濡れると中々乾きません。
濡れてしまったものを車には入れたくないですよね。
まとめ
6月でも対策をして、知識を持っていけばハマグリは採れます。
- 腰の深さの場所に行く
- 素足で腰から足裏をグリグリ。
- ゴリッと何かが当たればハマグリGET!
またシャワー対策も紹介しました。
シュノーケリングや海でよく遊ぶ方には特におすすめなセットなので、よければ体験してみてください。
また、近くに温泉もあります。
潮騒の湯(しおさい)日帰り温泉です。
車で3分、歩いて15分。
遠くから遊びに来ている方は、帰りに立ち寄ることもおすすめですよ♪
天然のハマグリが無料で採れる、人気の大洗サンビーチ。
お子さま連れのご家庭でしたら、きっとお子さまは喜びますよ♪
ぜひ皆さんも挑戦してみてください。