スキンダイビングを始めると、多くの人が悩まされるのが 「フィン擦れ」。
足首やかかとが赤くなったり、水中でヒリヒリと痛みが出てしまうと、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまいます。
本記事では、フィン擦れが起こる原因と、誰でも実践できる簡単な対策を紹介します。
これからスキンダイビングを始める方や、フィン選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
フィン擦れが起こる主な原因
サイズが合っていない

フィンがきつすぎても緩すぎても、皮膚に余計な摩擦がかかります。特に「素足でジャストサイズ」の場合、少しの動きでも擦れが起きやすくなります。
長時間の使用

潜水時間が長くなると、摩擦の積み重ねで皮膚が炎症を起こしやすくなります。
キックの反復動作

水中でのフィンキックは常に同じ動作の繰り返し。特定の部位に負担が集中し、擦れやすくなります。
フィン擦れを防ぐ効果的な方法
フィンソックスを活用する
薄手タイプ(0.5mm〜1mm):ジャストサイズの人向け。摩擦軽減に効果的。
1mmタイプは薄い分、穴が開きやすい。しかしこちらの商品なら長く使えます。
厚手タイプ(2mm以上):少し緩いフィンや寒い時期のダイビングに最適。
これは先割れタイプのため、ビーチサンダルが履けて岩場エントリー時に最適。
マリンシューズ:岩場エントリーや大き目のフィンに最適。
スキンダイビングにおいて、マリンシューズは機能に差がありません。
安価なものから高機能なものまでお好きなものをお選びください。
ワセリンやクリームで保護する
擦れやすい「かかと・足首・甲」にワセリンを薄く塗るだけでも摩擦を大幅に軽減できます。コスパが良く、海に行く前にさっと使えるのが魅力です。
わたしはこの小さなタイプを使用しています。
またチューブタイプもおすすめですよ。
テーピング・防水バンデージを貼る
素足でフィンを履く場合に特に有効。防水タイプのテープなら長時間の使用でも安心です。
特にこのキネシオテープがおすすめ。
伸縮性があるため、貼っていても違和感なくダイビングに没頭できます。
擦れてしまった時のアフターケア
どんなに対策をしていても、夢中で潜っているとやはり擦れてしまいます。
その時の対策は以下になります。
・真水でしっかり洗い流し、塩分を落とす
・消毒後、保湿クリームやワセリンで皮膚を保護
・炎症が強い場合は数日間潜らずに休養する
ただし、応急処置で絆創膏を貼ってダイビングを続けることがあります。
そのため、常に防水タイプの絆創膏を持ち歩くことをオススメします。
ジャストサイズでお困りの方へ
薄手のフィンソックスは数が少ないうえに高価ですよね。
そこでオススメがダイソーの足首用サポーター。


このサポーター+ワセリンを塗ってフィンを履くと擦れませんよ!


コツは履くときに、サポーターをフィンと皮膚の間にいれること!
ダイビングポイントを移動する際も、これならビーチサンダルが履けるので、毎回脱ぐ必要がなく楽です。またラッシュガードに黒のレギンスをはけば、ダイビングポイントを移動する際も、トレンカのようで全く気になりません。
また100円だし、汚れたら気楽に捨てられるのでおススメですよ!
まとめ:快適なスキンダイビングは「予防」がカギ
海に行く前にしっかりと対策をしておきましょう。
ジャストサイズ → 薄手ソックス+ワセリン
緩めサイズ → 厚手ソックス
長時間潜る → ソックス+テーピングでW対策
フィン擦れはちょっとした工夫で防げるトラブルです。
自分の足型やフィンに合わせて対策をとり、快適なスキンダイビングを楽しみましょう。

先日ロングフィンをはいて、伊豆にスキンダイビングへ行ってきました。
水中でしなやかに曲がるロングフィンは綺麗ですよ。
また推進力が抜群なため、ゆっくりバタ足をするだけですごく進みます!
ということで、酸素の消費量が少なくてすみオススメ!
また、このフィンをはいて伊豆でスキンダイビングへ行ってきた、記事もあわせてご覧ください。