皆さん薪ストーブをいれるに当たりこの問題が一番の悩みではないでしょうか?
15年薪ストーブを使用してきたわたしも、最初はこの問題に悩んでいましたし、そもそもこの問題が解決出来なければ薪ストーブは諦めなければなりませんよね。
そしてきっと多くの方が、薪ストーブは導入したものの「薪が無い!」という不安に陥るかも?と思っていることと思います。
この記事を読めばそんな悩みが少しでも解決出来るようになります。
まず薪の入手方法3選の結論ですが
- 乾燥した薪を買う
- 原木を買って自分で薪をつくる
- 自分で木を探し自分で薪をつくる
以上になるかと思います。
参考までにわたしは家の新築時に薪ストーブを導入しました。
そして「薪は買わず、自分で作る」と素人には高いハードルを課せました。
それは田舎に住んでいることもありますし、我が家の暖房は薪ストーブのみと決めていたからです。
暖房が薪ストーブのみとなると、流石に「乾燥した薪を買う」という選択肢は除外することになりました。
概算で1シーズン薪代で10万円ほどかかる見積りをしました。
軽トラ1台15,000×7台=\105,000-
当時軽トラ1台当たり15,000-でした。7台を我が家の1シーズンに焚く量として計算しました。
※7台という数字、実際今では1シーズン山盛り7台焚いています。
もし全て薪を購入した場合、基本販売している薪は軽トラ平積みなので、およそ9台です。
軽トラ1台15,000×9台=\135,000-は掛かる計算になりますね。。
このような計算の元、薪を自分で作ると決め薪ストーブを導入しました。
このわたしの薪の集め方の詳しい話しは今回は割愛させて頂きます。
ご興味がある方は以下記事をご覧ください。
それでは主な薪の入手方法の紹介です。
乾燥した薪を買う

1番気軽に始められる方法ですね。
また簡単なことから高価になります。
この方法の中でも以下の3つの方法があります。
- お店に行って購入し車に積んで自分で運び、家に保管する(この中では安価)
- お店によっては購入すると配達してくれるお店もあります(この中では少し高価)
- 専用の薪のラックを用意してくれ、定期的に薪を運んでくれるサービス(高価)
お店に行って購入し車に積んで自分で運び、家に保管する
薪を買うと言えばこの方法が思いつくのではないでしょうか。
【乾燥した薪を買う】の中では安価になります。
お店によっては購入すると配達してくれるお店もあります
この方法ですと車が無くても薪ストーブを楽しめますね。
ただしわたしの知る限りでは配達料として料金がかかります。
または薪の料金に上乗せされている可能性が高いです。
【乾燥した薪を買う】の中では少し高価になります。
契約すると専用の薪のラックを用意してくれ、定期的に薪を運んでくれるサービス
このサービスは知った時衝撃でしたね。
しかも業者の方が定期的に巡回しているため勝手に補充してくれるサービスらしいです。
電話連絡も無しで、本当に手間いらずで薪ストーブライフを楽しめるとは。
灯油感覚で薪ストーブが楽しめますね!
【乾燥した薪を買う】の中では高価になります。
ただしわたしが知るお店では、そちらのお店で薪ストーブ本体を購入した方限定らしいです。
薪ストーブ本体の購入するお店選びも重要ということになりそうですね。
原木を買って自分で作る

タイトルの通り、原木を買うパターンです。
原木を買って家まで運んでもらい、そこから自分で薪にする。
このパターンの多くはダンプトラックやクレーン付きのトラックで運んでくれます。
薪を探す手間は無くなりますが自分で切って割って乾燥させるため、道具と場所が必要になります。
料金は【乾燥した薪を買う】よりは安く買うことが出来ます。
自分で作る

家の暖房は薪ストーブだけという方はこの方法が1番多いのかなと思います。
我が家もこの方法です
この方法の1番の問題は薪の確保、原木の確保です。
正直、切ったり割ったりはやっていけば慣れるものです。
薪の確保は初めて間もない方はどうしたらいいかわからないと思います。
以下わたしの薪の入手方法の1例です。
そして道具も必要になってきます。
- チェーンソー
- 薪割斧(薪割機)
- 軽トラック
- 薪作りする場所
- 薪棚(乾燥させる場所)
この道具は【原木を買って自分で作る】でも使用します。
すべて揃えればかなりのお値段にはなりますが、レンタルをうまく使うこともできます。
そしてうまくいくと道具の燃料費と消耗費を除けば無料で薪が手に入ります。
この電気代、ガス代が高騰している世の中でこれは魅力的ではないでしょうか?
さらに予定より多く集まった場合は薪の販売も可能です。
現にわたしは販売もしています。
まとめ
薪の入手方法といってもいろいろな方法があります。
人それぞれ条件が違うので一概にこれがいいとは言えません。
ただ、わたしなりにおすすめするならば
薪を焚く頻度 | おすすめ |
---|---|
週末のみ焚く方 | 製品になった薪の購入 |
日によって薪ストーブとエアコン等 | 製品になった薪の購入+薪を作る |
暖房全て薪ストーブ | 薪を作る |
- 週末のみ焚く方はおよその量が把握出来るため、薪の購入がおすすめ。
- 他暖房も併用される方は、一部自分で薪を作ってみて、不足分を購入がおすすめ。
- 暖房全て薪ストーブですと、購入は10万円以上しますので、作った方が得策かもしれません。
ここで1つ補足ですが、薪を作ることは時間も場所も体も使い、本当に大変です。
わたしが薪ストーブを導入した15年前と今では、インフレが進み、電気代がとても高騰しました。
しかし薪の値段はそこまではインフレしていないのです。
それならば、薪を全て購入することは今の時代、意外と得策なのかもしれません。
オール電化料金が変更になり、床暖房+エアコンの全館暖房の電気代が今はかなり高くなっていますし。。
そして薪を作るとお考えの方、最初はあまり無理をせず材料の木が集まるか試してみて、足りない分は薪の購入をし無理なく楽しむことをおすすめします。
薪ストーブ使用歴の年数が経てば自ずと勝手がわかってきますので、その時の自分に一番合う方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?
ご閲覧頂きありがとうございました。
皆さんの参考になれば幸いです。